お気軽にお問合せ下さい。メールであれば24時間対応可能しております

葬儀について

 

葬儀導師のご案内

112

 


真言宗では葬儀の作法を「引導作法」と申しております。
「引導を渡す」という言葉があります。


分かりやすく言えば「最終的な結論を告げ、諦めさせる」という意味です。
もうひとつの意味としては「亡者を成仏させる」という意味があります。
意味としては、亡者を成仏させる「引導作法」にあります。
葬儀導師が行う引導作法の中での重要な点と致しましては

●授戒(じゅかい:修行者(導師)が行うべき徳目として亡者に十善戒を授ける)
十善戒とは
不殺生(ふせっしょう) 故意に生き物を殺さない。
不偸盗(ふちゅうとう) 与えられていないものを自分のものとしない。
不邪淫(ふじゃいん) 不倫をしない。
不妄語(ふもうご) 嘘をつかない。
不綺語(ふきご) 中身の無い言葉を話さない。
不悪口(ふあっく) 乱暴な言葉を使わない。
不両舌(ふりょうぜつ) 他人を仲違いさせるようなことを言わない。
不慳貪(ふけんどん) 異常な欲を持たない。
不瞋恚(ふしんに) 異常な怒りを持たない。
不邪見(ふじゃけん) (善悪業報、輪廻等を否定する)誤った見解を持たない。
と、言う様な意味があります。

●授戒名(じゅかいみょう:亡者に戒名を授ける)
●表白(ひょうびゃく:真言宗の本尊である大日如来を中心とする諸仏に対して亡者への功徳を願う)

●破地獄:修行者(導師)手に印を組み出来るだけ地獄界に行かない様に真言を唱える。

●神分(じんぶん:大日如来を始めとする諸仏、閻魔王などに対し亡者の減罪・成仏を願う)

*独座(導師1人)引導作法の場合、時間的に葬儀をスムーズに進めるため省略される事があります。

●教化(きょうけ:亡者が即身成仏の悟りを得られるよう諸仏に願う)
*独座(導師1人)引導作法の場合、時間的に葬儀をスムーズに進めるため省略される事があります。

●金剛杵授与:諸仏金剛潅頂の儀として弘法大師上人様が持たれている五鈷杵を修行者(導師)が亡者に対し授ける作法をする。
などが続き手に様々な印を組み真言を唱え経を読経し亡者に対して死亡した事を納得(引導を渡す)させ天界で仏弟子として成仏させると言う様な意味があります。
 

愛する人を亡くした時

 
 
葬儀導師承っております。ご相談下さい。